現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ホンダNR[名車バイクレビュー] 時代を切り拓いた革新のエポックマシン【楕円ピストン&500万円超】

ここから本文です

ホンダNR[名車バイクレビュー] 時代を切り拓いた革新のエポックマシン【楕円ピストン&500万円超】

掲載 22
ホンダNR[名車バイクレビュー] 時代を切り拓いた革新のエポックマシン【楕円ピストン&500万円超】



【SCOOP!!】ヤマハWRが200ccの水冷DOHCで復活?! 本格オフのWR200Rとモタード版WR200Xを大胆予測!!

型式としてはV型4気筒だが、内燃機関の歴史で唯一となる楕円ピストンを採用したNRのエンジンは、実質的にはV型8気筒に相当。その原点は、1979~1982年の世界GPを戦った500ccレーサーと、1980年代後半のルマン24時間耐久やオーストラリア・スワンシリーズに参戦した750ccレーサーだが、1992年から市販が始まったストリート仕様は、“ダイナミック&エレガンス”というコンセプトを掲げ、高級車としての質感を重視。ほとんどのパーツを手の込んだ専用設計としたため、価格は当時の2輪でもっとも高価な520万円。ハンドメイドのカーボン外装/チタンコートスクリーン/センターアップマフラー/ニカジルメッキシリンダー/16ビットのコンピュータを用いた電子制御式インジェクションなども、当時としては画期的な装備だった。

―― 【1992 HONDA NR】■車重223kg(乾) 水冷4ストV型4気筒DOHC8バルブ 747cc 77ps 5.4kg-m ●当時価格:520万円

―― 楕円ピストンの上部には吸気4+排気4=8本のバルブ、下部には2本のチタンコンロッドを配置。カムシャフトの駆動はギアトレイン式で、ボア×ストロークは歴代ナナハン4気筒でもっともショートストロークとなる101.2×50.6×42mm。フルパワー仕様の最高出力は130ps。

―― アルミフレームやプロアームは同時代のVFRに通じる構成だが、ストリート用としての最適化が図られている。フロントフォークはホンダ製ロードバイク初の倒立式。

―― メーターは同時代のレーサーレプリカとは一線を画する構成。速度はデジタル表示で、カーボンパネル中央には回転計、その左には油温/油圧計、右には水温/燃料計を設置。

◆’79 ホンダNR500

―― “打倒2スト”という目標を掲げて華々しいデビューを飾ったものの、革新的な機構を盛り込みすぎたため、世界GPでは苦戦が続いたNR500。1982年以降は2ストV型3気筒のNS500に、主役の座を明け渡すこととなった。

◆’87 ホンダNR750

―― 戦いの舞台を耐久/4ストプロトタイプクラスに移した750cc仕様のNRは、1987年のルマン24時間で予選2位を獲得(決勝は3時間でリタイヤ)。同年秋のオーストラリア・スワンシリーズでは、第2戦で優勝を飾っている。

こんな記事も読まれています

に、2000ccの空冷ネイキッドだとぉ?! BMWが「R20コンセプト」を公開!
に、2000ccの空冷ネイキッドだとぉ?! BMWが「R20コンセプト」を公開!
WEBヤングマシン
ホンダ新「モンキー125」は国内仕様もこのまま登場?! モノトーンタンク、タックロールシート採用【海外】
ホンダ新「モンキー125」は国内仕様もこのまま登場?! モノトーンタンク、タックロールシート採用【海外】
WEBヤングマシン
公道版ホンダ「NSR」が登場!? グランプリの栄光とレーサーレプリカブームの沸騰
公道版ホンダ「NSR」が登場!? グランプリの栄光とレーサーレプリカブームの沸騰
バイクのニュース
ホンダ「ダックス125」ブラック登場! 快適系の純正アクセサリーも拡充
ホンダ「ダックス125」ブラック登場! 快適系の純正アクセサリーも拡充
WEBヤングマシン
『ヒャッハー!』系?! ドゥカティが2つのコンセプトモデルを英国バイクシェッドで初公開
『ヒャッハー!』系?! ドゥカティが2つのコンセプトモデルを英国バイクシェッドで初公開
WEBヤングマシン
往年の“ファクトリーマシン”が蘇った!? 注目のヤマハ新型「XSR900 GP」はやはり爆売れ!? 販売店での反響とは
往年の“ファクトリーマシン”が蘇った!? 注目のヤマハ新型「XSR900 GP」はやはり爆売れ!? 販売店での反響とは
VAGUE
『シェルパ450』搭載のロイヤルエンフィールド新型「ヒマラヤ」88万円から発売決定!
『シェルパ450』搭載のロイヤルエンフィールド新型「ヒマラヤ」88万円から発売決定!
WEBヤングマシン
[バイクの仕組み] モノブロックのブレーキキャリパーって何がスゴいの?
[バイクの仕組み] モノブロックのブレーキキャリパーって何がスゴいの?
WEBヤングマシン
ホンダ「クロスカブ110」【1分で読める 原付二種紹介 2024年現行モデル】
ホンダ「クロスカブ110」【1分で読める 原付二種紹介 2024年現行モデル】
webオートバイ
パワフルなエンジンと快適走行が両立した一台! カワサキ「Ninja ZX-25R」とは
パワフルなエンジンと快適走行が両立した一台! カワサキ「Ninja ZX-25R」とは
バイクのニュース
スズキ フロンテクーペGX(昭和46/1971年9月発売・LC10W型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト065】
スズキ フロンテクーペGX(昭和46/1971年9月発売・LC10W型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト065】
Webモーターマガジン
ホンダ「CB125R」【1分で読める 原付二種紹介 2024年現行モデル】
ホンダ「CB125R」【1分で読める 原付二種紹介 2024年現行モデル】
webオートバイ
R32GT-Rのいい教科書になった! GT-Rを名乗れなかった儚き[スカイラインGTS-R] 中古車価格はGT-Rより半額以下の800万円!
R32GT-Rのいい教科書になった! GT-Rを名乗れなかった儚き[スカイラインGTS-R] 中古車価格はGT-Rより半額以下の800万円!
ベストカーWeb
ホンダ第二世代モンキー【Z50A/Z50Z】(1969~1973)詳細解説「フロント分離機構型も登場!」
ホンダ第二世代モンキー【Z50A/Z50Z】(1969~1973)詳細解説「フロント分離機構型も登場!」
モーサイ
ホンダ「PCX」【1分で読める 原付二種紹介 2024年現行モデル】
ホンダ「PCX」【1分で読める 原付二種紹介 2024年現行モデル】
webオートバイ
ホンダ「グロム」【1分で読める 原付二種紹介 2024年現行モデル】
ホンダ「グロム」【1分で読める 原付二種紹介 2024年現行モデル】
webオートバイ
庶民のFFハッチをメーカー自ら魔改造! コスワース謹製エンジンをぶち込んだ「フォード・エスコートRSコスワース」とは
庶民のFFハッチをメーカー自ら魔改造! コスワース謹製エンジンをぶち込んだ「フォード・エスコートRSコスワース」とは
WEB CARTOP
ホンダ「スーパーカブ C125」【1分で読める 原付二種紹介 2024年現行モデル】
ホンダ「スーパーカブ C125」【1分で読める 原付二種紹介 2024年現行モデル】
webオートバイ

みんなのコメント

22件
  • xbq********
    とんだことでNRとNSXが注目されている
  • rip********
    このタイミングでNRの記事を出すなんて、注目を得るため手段を選ばんな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村